ケニア共和国ってどんな国?
国土面積は日本の1.5倍の広さ。人口は約5,300万人です。
ほんの100年余り前まではゾウ・ライオン・タイガーなど無数の野生動物が中心に生息する地域でした。
ケニアと名付けたのは現地の人が「キリニャガ(山)」と呼んでいた山をヨーロッパ人が「ケニア」と呼んだそうです。

人口の約8割の人々が生計を立てているのが農業です。特にヨーロッパ向け紅茶と花卉(観賞用植物)の輸出が盛んで、最近ではアボガドの輸出も好調。
輸出される花の7割以上がバラの花のようで、日本のバラの輸入先ではケニアが断トツ1位で5割がケニア産だそうです。

その他に知れ渡っているところでは
「サファリツアー」
「バラク・オバマ前大統領の父親の故郷がケニア」
「日本在住の外国人競技者の数ではケニアが最大」
「車は日本と同じ右側通行で改造なしで乗れる国産中古車が人気」
「ナイロビにヘミングウェイは移住していた」
「マサイ族」
「キクユ族の挨拶は ”相手の手に唾をかける” 唾は魔除けで良いことがりますように!らしいです。ワォ!」
 国、文化が違えばその意味も大きく違うんですね。



さて、コーヒーについて
ケニアではコーヒーの研究が非常に盛んに行われています。
まだイギリス植民地時代の1933年にケニアコーヒー局が設立され、
1934年にコーヒー豆のオークションや格付け制度を確立し品質がグンと向上します。

コーヒー生産の盛んなアフリカの中でもケニアは特に品質が優れているといわれています。一歩先にヨーロッパではその品質が注目され、一級品の層が厚く高値で取り引きされている実績があります。

ケニアのコーヒー豆は標高1,400〜2,000メートルの高地に見られる、火山性土壌で育てられます。火山灰土質で水はけが良く、ミネラルが大変豊富で肥沃で栽培に適しています。

現在ebencoffeeが取り扱っていますコーヒー豆は「二エリ地域産」で生産地域の中でも特に高品質なコーヒー豆を生み出していることで知られています。
その二エリ・カリンドゥンドゥファクトリーはマウント・ケニアと西のアバーデアの尾根に位置し、火山性の肥沃な赤土土壌の恩恵を受け、その明るい酸の質やボディ感、カシスのような風味が高く評価されています。

そしてケニアコーヒー豆の等級は7つあり、AAは7.2mm以上の大粒なコーヒーチェリーで最上級の品です。「MASAI AA」

☕︎味わいコメント (ドリップで抽出した場合)
コーヒー豆の香りはミルクチョコレート感が印象的です。
ドリップコーヒーの色は赤紫を少し含んだ少し濃いめの茶色い色調。
中深煎りにしていますので、酸味は押さえられています。
2ハゼ始めくらいでの煎り止めです。
それでも口に含むとベリー・カシス系の明るい酸がチラッと覗くぐらい非常に風味が豊かです。
口当たりもまろく、あっさり目のチョコなどにも相性が良いでしょう。

味の重心はやや重く、複雑なコクや軽めの苦味でリラックス効果、満足感を得て頂けますと幸いです。

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